戸谷 洋志

戸谷 洋志
特任研究員

研究テーマ

ドイツの現代思想を中心にしながら、科学技術をめぐる哲学を研究しています。特に専門としているのは、まだ生まれていない遠い未来の世代への責任をめぐる、未来倫理(世代間倫理)と呼ばれる問題圏です。また、社会のなかで哲学を実践することにも関心をもち、対話型ワークショップ「哲学カフェ」を各地で開催する他、市民を対象とした講座等も行っています。

論文

  • 戸谷洋志、「生命は生きる「べき」か?―H・ヨナスにおける生命の価値の基礎づけ―」、 『文学と環境』、 ASLE-JAPAN/文学・環境学会、第16号、pp. 29-38、2012年
  • 戸谷洋志、「新陳代謝の現象学―ハンス・ヨナスにおける自己と他者の境界―」、『文学と環境』、ASLE-JAPAN/文学・環境学会、第 16 号、pp. 33-43、2013年
  • 戸谷洋志、「3.11 以降の世代間倫理を考える――討議か、想像力か」、SYNODOS、6月 21日号、http://synodos.jp/society/8588、2014年
  • 戸谷洋志、「「乳飲み子」を「看る目」――ハンス・ヨナスの責任倫理学における認識論について」、『倫理学論究』、関西大学倫理学研究会、第1巻2、pp. 57-70、2014年
  • 戸谷洋志、「未来世代への責任と傷つきやすさ――ヨーナスの自然哲学とその討議倫理的な再構成について」、『Contemporary and Applied Philosophy』、応用哲学会、第 6 巻、pp. 37-52、2015年
  • 戸谷洋志、「ヨーナスにおける個別的命令と存在論的命令の区別について」、『メタフィシカ』、大阪大学文学部哲学講座、第46号、pp. 31-44、2015年
  • 戸谷洋志、「現代思想の中の原子力発電所」、『科学』、岩波書店、pp. 439-446、2015年
  • 戸谷洋志、「不確実な未来への責任――ヨーナスの「恐怖に基づく発見術」再考」、『21 世紀倫理創成研究』、神戸大学大学院人文学研究科、第 8 号、pp. 77-90、2016年
  • 戸谷洋志、「人間像と責任――ハンス・ヨーナスにおける人間学」、『倫理学年報』、日本倫理学会、第65集、pp.179-191、2016年

学会発表

  • 戸谷洋志、「生命圏に対する人間の責任の基礎―ハンス・ヨナスにおける生命論の展開―」、ASLE-JAPAN/文学・環境学会、第 18 回全国大会、近畿大学、2012年9月
  • 戸谷洋志、「H・ヨナスの責任倫理学におけるコミュニケーション論的基礎づけの可能性について」、応用哲学会、第 5 回年次研究大会、南山大学、2013年4月
  • 戸谷洋志、「「乳飲み子」を「看る目」―ハンス・ヨナスの責任倫理学における認識論」、関西大学倫理学研究会、第 2 回研究会、関西大学、2013 年 7 月
  • 戸谷洋志、「ハンス・ヨナスにおける乳飲み子の機能について」、関西哲学会、第66回大会、大阪大学、2013 年 10 月
  • 戸谷洋志、青木健太、堀松辰彦、「死をめぐる思想」、第 10 回哲学ワークショップ、大阪大学、2014 年 1 月
  • TOYA Hiroshi, “Aspects of Interpretations on the Catastrophe at the Nuclear Plant Fukushima Daiichi”, Justice and Catastrophes: Silent, Invisible, Slow Moving Catastrophe, Ritsumeikan University, Japan, March 2015
  • 戸谷洋志、「原子力発電所と想像力――科学技術文明をめぐるアンダースとヨーナスの思想の比較」、応用哲学会、第七回年次研究大会、東北大学、2015年4月
  • 戸谷洋志、「哲学者と原子力――ハイデガー、アンダース、ヨーナスの技術論」、第13回哲学ワークショップ、大阪大学、2015 年 6 月
  • 戸谷洋志、「ヨーナスにおける責任原理の人間学的解釈の試み」、日本倫理学会、第66 回全国大会、熊本大学、2015年10月
  • 戸谷洋志、「アウシュヴィッツ以降の神話――ハンス・ヨーナスを中心に」、第14回哲学ワークショップ、大阪大学、2016年1月
  • 戸谷洋志、「ヨーナスにおける「出生」概念の受容」、アーレント研究会、第15回研究大会、東京外国語大学、2016年8月

受賞歴

  • 第11回「涙骨賞」奨励賞、論文「人類の存続への責任と「神の似姿」――ヨーナスの責任倫理の基礎づけをめぐって」に対して、中外日報、2015年4月
  • 第31回「暁烏敏賞」第一部門(哲学・思想)、論文「原子力をめぐる哲学――ドイツ現代思想を中心に」に対して、白山市、2015年11月